OXISOの熱処理技術
熱を用いて、金属性質を自在に操ります。
金属を加熱し、その後冷やすことでその性質を変えること熱処理と言います。意図的に熱処理を行うことで、金属性質を自在に操り、使用目的に合わせた金属パーツの製作・改善を行います。
OX-FSP+OX-HTTで金属の可能性がさらに拡がります。
金属の性質は、強さ・硬さ・粘り・耐衝撃性・耐摩耗性・耐腐食性・耐食性・被削性・冷間加工性などが挙げられます。これらは、熱の入れ方や温度、冷まし方によって変わってくるものなのです。
金属に含まれる素材の含有量によって、熱処理による変化は異なりますし、冷まし方によっても結果は変わります。 OXISOでは金属の用途に応じた最適な熱処理をご提案します。
協力会社と協業
協力メーカーとのコラボレーションにより、オキソ専用の熱処理パターンを活用し、より安定した性能をご提供します。
オキソ独自の熱処理技術、OX-HTTとは
独自の熱処理パターンで処理することにより、通常の熱処理加工と異なる高水準の製品を生み出します。OX-FSP処理と各熱処理の組み合わせにより、微細な金属組織・高い疲労強度を有する製品を提供します。オキソでは長年培ったノウハウに基づき、素材や使用環境を見極めて、個別の案件に最適な熱処理を提案いたします。
例えば、熱処理工程の前にOX-FSP処理をする事で、切削加工時に発生した加工応力・加工変質層・研磨焼け・異常層等の諸問題を除去し、製品表面を活性化する事で、より内部へ各熱処理反応ガスを拡散させる事が可能です。
処理品に最適な条件を作り込むことによって、安定した疲労強度の性能を確保します。
OX-HTT取扱処理
浸炭処理:通常浸炭・真空浸炭・高濃度浸炭
窒化:ガス窒化
各種コーティング: PVD・CVD・DLC
その他:高周波焼入れ・調質・焼鈍
OX-HTTだから
できること
真空熱処理技術
AMS2750に準拠した真空熱処理炉を導入。炉内寸法も1000×1000×1400mmに対応できます。
(株)中遠熱処理技研(協力メーカー)
最適な高度カーブを追求し、理想の浸炭焼入れ実現します。また、ご要望通りの浸炭カーブを実現できます。
(株)中遠熱処理技研(協力メーカー)
焼き入れ後の磁紛深傷検査にも対応。
(株)中遠熱処理技研(協力メーカー)
焼アルミ熱処理炉を駆使して高品質・短納期・低コストで対応。
(株)中遠熱処理技研(協力メーカー)
強力なプラズマクリーニングによる密着性の高い優れたPVDコーティングが可能です。
(株)ウメトク名古屋処理センター(協力メーカー)
真空熱処理技術を応用して内部応力を最適化することで優れたちっか処理が可能です。
(株)ウメトク名古屋処理センター(協力メーカー)